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  前田二生/指揮 Tsugio Maeda/conductor  
 

東京レディース・シンガーズ、新東京室内オーケストラの常任指揮者。スロヴァキア国立ジリナ室内管弦楽団名誉音楽監督。中国中央テレビ・放送合唱団首席客演指揮者。

海外に於ける活動が多く、1989年以降ウィーン楽友協会における「ウィーン芸術週間コンサート」、「ハイドン記念週間コンサート」、「ウィーン春の音楽祭」等の主要イベントに22年間連続出演している。1996年10月に「ブラティスラヴァ音楽祭」及びウィーン楽友協会主催の特別コンサートで、G.v.アイネムの新作「弦楽オーケストラのためのスロヴァキア組曲」の初演を行い高い評価を得た。

2000年8月には、韓国世宗文化ホールで、ソウルフィルハーモニーを指揮し、韓国出身の尹伊桑の最後のオーケストラ作品である交響詩「焔に包まれた天使」を披露、朝鮮半島南北融和の動きの中で大きな注目を集めた。 また、2001年10月には、スロヴァキア国立コシツェ交響楽団を指揮して、西村朗作「東アジア幻想曲」を世界初演した。

国内では、1995年サントリーホールで東京フィルハーモニー交響楽団を指揮し、前述の尹伊桑の交響詩の世界初演や各種コンサート、とりわけ委嘱作品、本邦初演作品等の披露につとめ、NHK-FM放送等でも度々放送された。
2005年、ウィーン楽友協会が入手した「モーツァルト作曲の可能性のある交響曲二長調」を東京とウィーンで世界初演し注目を集めた。
ギュンター・レーマン(当時、ウィーン国立歌劇場首席指揮者)に師事。2010年11月、オーストリア政府より「オーストリア科学・芸術栄誉第一等級十字章」受章。

 


 
 
   
  ◇海外コンサートレポート
     
(2012年8月号:音楽の友「海外レポート」より掲載) 
     
日時:2012年6月2日(土)  
会場:ウィーン楽友協会 

 


~前田二生指揮 スロヴァキア・シンフォニエッタ~

楽友協会に付属するアルヒーフ(資料室)所蔵の楽譜によるコンサート・シリーズを1989年以来継続している指揮者の前田二生とスロヴァキア・シンフォニエッタによるコンサートが、同協会創立200年記念を機に2年ぶりにブラームスザールで開催され、再会を楽しみにしていた人々が集まって大きな盛り上がりをみせた。今回で同シリーズは通算27回目となり、さらに10年秋に前田がオーストリア政府より科学・芸術第一等級栄誉十字章の勲章を受けたことに対する返礼の意味も重ねたコンサートであった。

資料室長のオットー・ビーバ博士構成によるプログラムでは楽友協会で初演された作品、献呈された作品が選ばれた。シューベルト「序曲」ホ短調D648、同「交響曲第6番」ハ長調D589、フランツ・ラッハナー《旧楽友協会開館のための序曲》(1831)、J・シュトラウス1世ワルツ《楽友協会舞曲》Op140、同《四季のカドリーユ》《チェチーリア・ワルツ》Op120、そして最後にJ・シュトラウス2世が現在の大ホール開場の際の舞踊会のために作曲したワルツ《人生を楽しめ》Op340によるラインアップだ。なおスロヴァキア中部の都市、ジリナを根拠地とするこの室内管弦楽団とは名誉主席指揮者として、前田は89年以来内外で共演を続けており、今回が81回目の公演となる。(6月2日)

 

 

 



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◇出版物

「前田二生 指揮棒とともに半世紀」
Tsugio Maeda/A Half Century of Conducting

2010年、前田が喜寿を迎え、その軌跡をつづった記念本。
制作中には、オーストリア政府より「オーストリア科学・芸術栄誉第1等級
十字章」受章の嬉しいニュースも飛び込みました。
  

【付録CD】前田二生 指揮名演集(全11曲)
  ☆東京レディース・シンガーズの演奏も入っています。


(詳細はこちらをクリック)
   

【お問い合わせ】
Tel 090-1880-3504

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